浄化槽点検業務の紹介

浄化槽は私たちの生活排水が河川へ放流される前にキレイにしてくれる装置です。
浄化槽の中にいる微生物の働きによって排水を浄化します。その為、槽内の環境や周辺設備に異常があると正常に機能せず水質が悪化してしまいます。
そうならない為に、浄化槽は年間を通して保守点検が必要です。

浄化槽点検は「信頼性の高い設備」と「確実な点検」
この二つがセットになっていなければなりません。

浄化槽イラスト

浄化槽点検の内容

機器点検 浄化槽ブロワー(浄化槽ポンプ)、排水ポンプ、制御盤等、浄化槽に関連する電気系統機器を点検します。
24時間365日、常に浄化槽が汚水を処理できる設備環境を整えます。
槽内点検 浄化槽内に入り込んだ異物・衛生害虫の目視確認や消毒剤の残留濃度を点検します。
必要であれば防虫プレートの設置や消毒剤の補充を行います。
また、浄化槽に溜まった汚泥量を見て清掃が必要かどうかを判断します。

排水処理施設には様々なものがあります。工場の廃水処理設備から戸建て住宅用の浄化槽までその枠組みに含まれるのです。
ここでは、最も生活に身近な排水処理施設である浄化槽点検業務をご紹介します。
弊社では埼玉県川口市を拠点に、首都圏全域にて浄化槽点検を実施しております。
浄化槽が正常に機能しているか、汚泥汲み取り清掃の必要はあるか、ブロワー等の周辺機器は正常に機能しているか等、総合的に点検します。

水質検査

透視度、pH値、水温等、浄化槽の状態を把握する為に現地で測定をします。
その結果によって各種機器の設定の変更を行います。

水質検査中 数値で水質を判断します 水の色で水質を判断します

塩素消毒剤投入

浄化槽で処理された水は、放流前に塩素消毒剤等で消毒されます。
残量を調べ、必要に応じて補充します。

塩素消毒剤投入

槽内の機器や配管などの点検

点検時にしか人目に触れない部分である為、より一層注意して機能確認をします。
排水ポンプの起動確認や、水質検査の結果を踏まえてバルブ等を操作します。

配管の点検

外部機器点検

ばっ気槽へ空気を送るブロワーのベルト、フィルターやオイルを調べます。
必要に応じて調整・交換・補充を行います。

外部機器点検

動力制御盤の点検

各機器の電流値・抵抗値等を測定し、稼働に支障がないか確認します。
もし異常が見つかれば、更に詳細な調査を行います。

制御盤点検

合併浄化槽の点検回数

浄化槽は浄化槽法定第10条と環境省関係浄化槽法施行規則第6条及び第7条により、種類毎に点検回数が定められています。
詳しくは下記表をご参照ください。

分離接触ばっ気方式、嫌気ろ床接触ばっ気方式、脱窒ろ床接触ばっ気方式

処理対象人数20人以下 4ヵ月ごとに1回以上
処理対象人数21人以上50人以下 3ヵ月ごとに1回以上

活性汚泥方式

1週間ごとに1回以上

回転板接触方式、接触ばっ気方式、散水ろ床方式

単独浄化槽の点検回数

砂ろ過装置、活性炭吸着装置または凝集槽を有する浄化槽 1週間ごとに1回以上
スクリーン及び流量調整タンク又は流量調整槽を有する浄化槽 2週間ごとに1回以上
上記以外の浄化槽 3ヵ月ごとに1回以上

全ばっ気方式

処理対象人数20人以下 3ヵ月ごとに1回以上
処理対象人数21人以上300人以下 2ヵ月ごとに1回以上
処理対象人数301人以上 1ヵ月ごとに1回以上

分離接触ばっ気方式、分離ばっ気方式、単純ばっ気方式

処理対象人数20人以下 4ヵ月ごとに1回以上
処理対象人数21人以上300人以下 3ヵ月ごとに1回以上
処理対象人数301人以上 2ヵ月ごとに1回以上

散水ろ床方式、平面酸化床方式、地下砂ろ過方式

6ヵ月ごとに1回以上

厚労省主催「SAFEコンソーシアム」参加中!

弊社では厚生労働省主催「SAFEコンソーシアム」に参加し、安全作業を実施しております。
安心安全な貯水槽清掃は弊社にお任せください。

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